人間として、当たり前の人格を持つ事、思いやりのある態度で子どもに接する事ができる人こそが、子どもにとって望ましい保育者です。
ここでいう思いやりを持つ事とは、いつも子どもの目線で、子どもの立場になって考え、子どもの気持ちを理解できる能力の事です。
ある程度、子どもに何でも任せることによって、子どもは自主性が芽生え、責任能力が育っていきます。
私達大人は、子どもが困っていると、すぐに手助けしてしまいますが、それは子どもから助けを求める機会を奪っていることにもなりかねません。
もし子どもが何か困っているような様子があった場合、子どもの方から働きかけがあり、助けを求めるまで、待ってみることも大切です。
そうすることによって、子どもは「手伝って!」とか、「わからない」という意思表示ができるようになるかもしれません。
これらの行為は、一見いじわるのように思われますが、子どもからの働きかけを引き出す為には、とても有効であるかと思われます。
乳児は自分なりの独特な世界に住んでいて、もともと積極的に、かつ自発的に外界に働きかける能力を持っていますが、その欲求を自分で満たす能力はまだ育っていません。
さらに、大人の世界のような、意志の疎通を図るための手段は、まだ持ち合わせてはいないのです。
