子どもが自分の気持ちを周りに知らせようとする方法(外に働きかけるカ)は、大人がわかりにくい、曖昧な表情、身振り手振り、さらには泣き声だったりします。
それらの行動の意味を理解してもらうためには、その気持ちを読み取ってくれる保育者(大人)が必要になります。
この時期の子どもが安定して生活するためには、子どもの欲求を的確に読み取り、、タイミングよく答えてあげ、外界の意味を理解することを手助けしてくれる人が大切なのです。
それには、子どもの表情などをすぐに読み取れる感性の豊かさや優しさが必要になってきます。
子ども自身もそうですが、こどもの成長を見守る大人も段々と人間であることを自覚していきます。
これは2つの意味を持っています。
1つは大人も子どもの育ちの中にいて、子どもと関わることで、子どもから育てられているのです。
大人もこれまで多くの経験を積み重ねて、物の感じ方や考え方を修正してきましたが、それは完全ではありません。
もうひとつは、子どもは独自の世界に住んでいるので、子どもの行動や考えを理解するためには、その子どもの世界に入りこまなければ理解しがたいことがあると思います。
子どもの世界に入り込む事ができた時に、初めて子どもの行動を理解することができるようになります。
しかし、そうすると意識を集中させた部分は見えてきますが、意識を集中させなかった部分は見えないことがあるのです。
やって困る事、やってはいけない事は、特に目立って見えてしまう傾向にあるといえます。
例えば、「この子は友達に対して、優しく出来ない」そのように思ってしまうと、そればかりが気になってしまいます。
できるだけ意識して、子どものいい部分を見てあげ、それを伸ばしてあげる事が大切です。
