乳幼児期の対人関係は、主に母親を中心としたものです。
歩行ができるようになり、視野が広がることで、少しずつ対人関係に変化があらわれます。1歳台の幼児は、家族や周りの大人に囲まれて、自分に注目してくれることを喜び好みます。
満1歳くらいになると、お友達と遊ぶ姿が見られるようになります。
他の友達に興味を持ち始め、またおもちゃ等を通して、子ども同士の関わりが少しずつ出来るようになってきます。
2歳児になると、同じくらいの友達に対して、一緒に遊びたいという気持ちが強くなり、簡単な遊びならお互いに相手が出来るようになってきます。
他の子どもの行動に関心を示し、他の子どもの真似をしてみたり、自分と相手への働きかけがとても活発になってきます。
しかしこの頃の幼児は自己中心であるため、他の子どもの立場や気持ちを理解するのはまだ困難といえます。
自分の欲求が通らなければ、相手の友達とけんかになってしまうことも多々あります。
けんかの原因には、おもちゃの奪い合いや自己主張などいろいろありますが、様子を見ながら大人が仲裁に入り、優しいことばがけで、相手の事を思いやる事を伝えていく事も大切になってきます。
この様な経験をすることで、どうしたら友達と楽しく付き合っていけるか、子どもなりに考えるいいきっかけとなります。
これが人間関係を築いていく大きな1歩となるのです。
